尾上車山古墳

岡山市尾上

前方部 後円部 3段築造がよくわかる。




国指定史跡    検索条件:史跡名勝天然記念物/史跡/岡山県
名称: 尾上車山古墳
ふりがな: おのえくるまやまこふん
種別: 史跡
都道府県: 岡山県
市区町村: 岡山市尾上
指定年月日: 1972.07.29(昭和47.07.29)
解説文: S47-5-106尾上車山古墳.txt:
 岡山市街地の西方、吉備津彦尊の陵墓とされる中山茶臼山古墳の位置する吉備中山丘陵の東南尾根先端にある前方後円墳で、ぎりぎり山古墳ともよばれている。
 古墳の規模は全長約135メートル、前方部は細長く平坦な形状を保ち、3段築成の状況も明らかである。内部主体は後円部中央で、主軸方向に直交した竪穴式石室の所在も推定され、一部壺形埴輪片の散布も認められるなど、前期古墳としての様相をよく伝えている。
 この古墳は往時においては、児島湾などの海面にのぞむ古墳として知られ、古代吉備地方の海路の拠点を考えるに際して欠くことのできない古墳と目される。

古墳の規模は、130m、134m、135m、約140mと文献により異なる。
吉備の国前期古墳」では、岡山市ホームページ尾上車山古墳から135mを採用している。


岡山市街を見渡たす。古代この地は海であった。




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作成者 藤本典夫